タクシードライバーをやってみたいという人のために、タクドラ経験者の話をまとめました。

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タクシー運転手という職業の魅力は、自分の実力によって給料を青天井で増やしていける点にあります。

タクシー運転手の仕事の魅力は、典型的な成果主義の職種である点が挙げられます。タクシーの運転手の給与体系には複数の体系が存在すると言われていますが、完全固定給という制度はありません。

代表的な給与制度としては、かつては完全歩合給が挙げられましたが、現在ではあまり採用されている給与制度ではありません。現在、多くのタクシー運転手に採用されている給与制度は、基本給と歩合給を合算した形式と言われています。この制度では、売上が少なくとも最低限の給与は補償される形となります。それでも、売上が多ければ多いほど、比例して給与が増えるのがタクシー運転手の魅力です。

タクシー運転手として売上高を増やすには、できるだけ多くのお客さんを運ぶか、長距離のお客さんを見つけるかの、どちらかの方法を選択することになりますが、効率よく売上高を増やすためには、1日に何度もお客さんを乗車させることがポイントです。お客さんをひろうためには、コツをつかむ必要があります。

例えば、イベント会場のスケジュールを調べておいて、コンサートやイベントが終了する時刻に会場近くにタクシーを駐車しておくのです。こうすると高い確率でお客さんを見つけることができます。あるいは、イベント会場が最寄り駅までバスで行かなければならない立地となっていれば、コンサートなどのイベントが始まる時刻の1時間前あたりに最寄り駅周辺にタクシーを停めておけば、高い確率でお客さんを乗車させることができます。

自治体主催や民間主催による大きなイベントが開催されるときには、必ずタクシーの利用者が一定割合で存在します。このような売上機会を逃すべきではありません。

ですから、暇を見つけてはイベントスケジュールを調べ上げ、客層が高齢層になればなるほどタクシーの売上を増やす好機と言えるのです。

オフィス街を中心にタクシーを走らせる場合には、あらかじめオフィス街の地図を用意しておいて、お客さんを乗車させたポイントを地図に書き記していくと良いと思われます。

この作業を毎日積み重ねていくと、不思議とお客さんを捕まえることができる交差点やオフィスビルが限定されていきます。人間には行動習慣というものが存在するため、例えば「最寄り駅から2つめの交差点」よりは「最寄り駅から3つめの交差点」でタクシーをひろうといった類の特徴が存在するようです。

お客さんを乗車させるたびに、地図に乗車ポイントを記していくことによって、効率的に街をタクシーで流すことができ、効率的にお客さんをひろうことが可能となるのです。このような統計的なデータを自分で作り上げていくことによって、売上高と自分の給料をどんどん伸ばしていくことができます。

また、別の観点でもタクシー運転手という仕事には魅力があります。それは、サラリーマンとして人間関係の構築が苦手な人でも、働きやすい仕事がタクシー運転手の魅力でもあります。そして、逆にお客さんと会話をすることが大好きという人にも向いている職業がタクシー運転手でもあります。

タクシーを頻繁に利用するビジネスマンなら経験していることと思われますが、必要最低限のことしか会話しようとしないタクシー運転手と、乗客を乗せてから目的地に到着するまで、ずっと喋りつづける運転手がいると思います。タクシー運転手の仕事は、お客さんを目的地まで無事に送り届けることにあるわけですから、人とのコミュニケーションをとることが苦手な人でも、売上さえたてば誰からも文句を言われない職業です。そして、人とのコミュニケーションが大好きな運転手であれば、お客さんがお喋り好きな人であれば、タクシー運転手ほど魅力的な仕事は他にはないと思われます。